専門医研修をお考えの方

女性医師からのメッセージ

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Point of view of a female doctor
女性医師の皆さんは仕事と家庭、子育てをどのように両立するかを気にされているかと思います。
々なスタンスで仕事ができる
腎臓内科の患者さんは、合併症も多く、急変や緊急透析で呼び出されることももちろんあります。でも、子育ての時期に、例えば日中の透析当番をやることで、定時に仕事を終わることができるような環境を作ることも可能ではないでしょうか?
腎臓内科はいろんなスタンスで仕事をできる選択肢のある魅力的な科だと思います。
でも、アメリカでは「女性医師が」なんてことは聞いたことがありません。なぜなら、男性も女性も仕事と家庭を両立して働くことが当たり前であり、それをサポートするシステムも、受け入れもできているからです。
日本の大学のホームページから「女性医師の」なんて言葉が消える日を目指して一緒にがんばりましょう。

名古屋市立大学 腎臓内科学 助教 村島美穂

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Point of view of a female doctor
元々初期研修後は大学病院に勤めていましたが、現在は250床の市中病院に勤め、月に数回非常勤医師として大学病院に勤務しています。
常勤という選択
腎臓内科では腎生検やシャント手術などの手技もあります。どうしても中規模病院だと経験数が少なくなってしまうため、転勤の際にはその点を心配しておりましたが、非常勤という形を選ぶ事ができ、現在も大学で手技メインに従事し、経験を積む事が出来ています。
科的な管理と患者・家族との
コミュニケーション
腎臓内科は手技もありますが、慢性腎不全の保存期からの介入、透析(血液・腹膜)の管理など、患者さんと対話し、食事療法や薬剤調整をしていく、内科的な管理も大きな比重を占めています。
腎臓内科外来を紹介受診され、腎不全の教育入院や薬剤調整を経てeGFRの低下速度が緩やかになった時には、患者さんと共に喜びを分かち合い、腎代替療法の選択ではご家族含めて話し合い最期はどう過ごしたいのかまで話し合うなど、患者・家族と長く付き合っていく、そんな科でもあります。

研修医の頃と比較すると、総合病院では、年次が上がるほど科に関係なく周囲の女医割合は徐々に減っていく印象はあります。
腎臓内科は、大学病院などの高次医療機関でバリバリ働くということもできますし、大学ほど急性期ではない総合病院で腎臓内科医(+一般内科医)として働く道など色々あります。そのため私自身、今も勤務医を続けることが出来ていますし、これからも(細く)長く続けていきたいなと考えています。

旭ろうさい病院 腎臓内科副部長 柴田裕子

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Point of view of a female doctor
私は出産と育児を経て数年ぶりに仕事に復帰しました。現在は総合病院で週2日、入院中の患者さんの透析管理を中心に勤務をしています。
児と無理のない働き方
出産するまでは、落ち着いたら出来るだけ早めに復帰したいと考えていましたが、育児は子供が何歳であってもそれぞれに手が掛かり、なかなか落ち着くことはないと実感しました。そのため出産前に想像していた常勤での働き方ではなく、自分に出来る形での復帰を希望して大学医局にご相談をし、今の働き方で無理なく勤務をさせていただいています。
ランクの不安がない環境
進歩の速い医療界において、数年のブランクがあることに不安が大きかったのですが、頼れる先生方がおられる環境での勤務であり、刺激をたくさん受けながらも不安はなく、日々学びながら勤務をしています。短時間でも臨床の場に立つことで、復帰前と比べて自分の課題が見えやすく、学ぶ意欲がより湧きやすいと感じています。また、定期的に大学で腎病理カンファランスがオンラインで開催され、時間の制約の多い生活でもオンラインであれば無理なく参加し知見を得られることにも感謝しています。

今後も仕事と家庭のバランスに試行錯誤すると思いますが、働き方を選択出来る環境、そして支えてご指導くださる周りの方々に感謝しながら、医師として何か少しでも社会に貢献出来るよう努めていきたいと思っています。
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